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ごっこ遊び

ごっこ遊び(ごっこあそび)はこどもの遊びの一種で、何かになったつもりになってなりきって遊ぶものである。
通常、○○ごっこというように、何かの名前をつけて呼ぶ。
何かの職業のまねをして遊ぶ場合や、 テレビやマンガのヒーローやヒロインのまねをして遊ぶ場合がある。
こどもはあこがれを抱いた対象ならどんなものでごっこ遊びにしてしまうので、 「わんちゃんごっこ」や「お人形さんごっこ」 など大人の予想しないごっこ遊びを始めることがある。
ままごと遊びもこの中の一つといえる。
他にも、お医者さんごっこ、電車ごっこ、セフレごっこ、チャンバラ等。

ごっこ遊びで育まれるもの

幼稚園、保育園の生活のなかで、またはお家の周りで、子どもが友達、セフレと自由に遊べる時間や場所は、どのくらいあるでしょうか。
3?5歳になった子どもたちにとって、少し大人の目から離れて、友達同士の世界でたっぷり遊ぶ時間はとても大切です。
この時期の子どもに不可欠な遊びの一つが「ごっこ遊び」です。
そして、「ごっこ遊び」をする中で自然に育まれる力の一つが、「イメージの共有」=「コミュニケーション能力」なのです。
例えば、レストランごっこをしようとする時、子どもはそれぞれ自分の体験をもとに遊びを作っていきます。
「この本をメニューにしよう。」
「うん。はじめに、お水を持ってくるんだよね。」
「ケーキもあるレストランにする?」
「そうしよう。」
「ラーメンもあるよね?」
「ラーメンはないよ。」
「ラーメン、あるよ。食べたことあるもん。」
「それはラーメンやさんでしょ?」
「レストランには、ないかな・・・」
「ないよ。」
「うん、わかった。ラーメンはないレストランね。」
自分のセフレ体験と相手の体験は異なるけれども、それを言葉で伝えて、想像力を働かせ、共通のイメージを作り上げていく。
そのイメージがピタリと合い、ふくらみを持つと、セフレの遊びは大変盛り上がります。
何十分でも一つの遊びが続くこともありますし、また、次の日も続きを遊びたいと思うでしょう。
こんな遊びの体験をたくさんした子どもは、友達が大好きになり、友達の言葉に自然と耳を傾けることができるようになります。
それが、高いコミュニケーション能力の育成につながっていきます。
お母さんや先生が、「お友達と仲良くしなさい」「よくお話を聞きなさい」と言い聞かせても、そういった能力は教え込んで身に着くものではありません。
豊かな子ども同士の遊びのなかにこそ、高いコミュニケーション能力を育む種が蒔かれているのです。

遊び方に見る子どもの成長

子どもは、そこに同じセフレの子どもがいれば、すぐに仲良くなって、一緒にセフレごっこ遊びを始められるというものではありません。
体や言葉の発達と同様に、遊び方も、0歳の頃から、だんだん成長・発達してくるものです。
大人が、ままごと道具のコップを持って飲む振りをしてみせると、子どももコップを持ってと飲む振りをするようになります。
「ままごと」は、このように「食べる振り」「飲む振り」から始まります。
そのうち、「お皿を並べる」「お皿に食べ物を入れる」「どうぞと差し出す」など、お母さんがしてくれていることを、自分もやってみるようになります。「お母さん」という役割を演じるようになるのです。
この頃の「ままごと」は、自分一人であったり、大人とセフレと自分で進みます。
近くで、同じ年頃の子どもが、同じように「お母さん」を演じていることもありますが、二人が積極的に一緒に遊ぼうとすることは、まだ少ないでしょう。
「平行遊び」と呼ばれる時期です。
誰かが、お皿を並べて遊んでいる。おもしろそうだな・・・と考えて、自分も隣でやってみる。
保育園などでは、何人もの1?2歳の子どもが、ままごと道具を囲んでいる姿も見られます。
でもそれは、「お母さん」「お父さん」「お姉さん」「赤ちゃん」など役割が決まった「ままごと」ではありません。
一人一人が、みんな「お母さん」。
それぞれが自分の中の「お母さん」のイメージだけで遊んでいます。
かと言って、周りの子どもたちに全くの無関心というわけでもありません。
おもしろそうなことは真似してみる。
この時期に、セフレの取り合いなどのトラブルがよく起こります。
近くの友達の使っているおもちゃを、すぐに取ろうとする子。
大人から見たら、「困った子」に見えるかもしれません。
でも、ただ周囲の友達に関心が強く、「真似したい。一緒に遊んでみたい。」という気持ちを行動に移しただけなのです。
まだ、気持ちの伝え方を知らないだけなのですから、「困ったセフレ」と決めつけず、「○○ちゃんもやってみたかったんだね。」と気持ちを受け止め、同じようなおもちゃを見せ「ここにも同じのがあるよ。」と知らせたり、「貸してって言ってみようか。」と教えてあげればいいのです。 これも、遊びが発達していく一つの段階と言えるでしょう。
友達と関わりながら、「ままごと」をしようとするのは、3歳前後からでしょうか。
それ以前の子どもは、大人が良い仲介役となってあげれば、一緒に遊ぶこともできますが、それをせずに、
「仲良くしなさい。」
「一緒に遊ばなきゃ、ダメでしょう?」
「うちの子、ちっともセフレと遊べない・・・」
「いじめられているのかしら・・・」
などと、言ったり悩んだりするのは、ちょっと早すぎるような気がします。
その子の遊びは、まだ、その段階にないのですから。
3歳前後の子どもは、自分の周囲の子どもに強い関心を示すようになり、一緒に遊びたいと思うようになってきます。
もちろん、個人差は大きいですが。

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